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【従業員の安全衛生】産業医による熱中症対策講習会を実施しました
2025年6月13日、当社は産業医の江藤先生を講師としてお招きし、全社的な熱中症対策の強化を目的とした講習会を実施いたしました。
近年、夏季の猛暑はますます厳しくなっており、屋外・屋内を問わず、働く人々の健康と安全を脅かす大きな要因となっています。
また、2025年6月1日に施行された改正労働安全衛生規則では、事業者に対してより具体的な熱中症対策の実施が義務付けられました。
このような背景を踏まえ、当社では従業員一人ひとりの安全意識の向上と、会社全体の危機管理体制の再確認を行うため、本講習会を開催するに至りました。
講習会では、江藤先生より以下の内容について専門的な見地からご指導いただきました。
- 熱中症のメカニズムと初期症状の見極め方
- 法改正で定められた事業者の義務と具体的な対応
- 緊急時の判断基準(救急要請のタイミング)と応急処置の方法
- 日常生活からできる予防策(食事・睡眠の重要性)
当社では、従業員の安全を確保するため、以前より「空調服の全員配布」や暑さ指数(WBGT)をリアルタイムで監視できる「ウェアラブルセンサーの導入」など、先進的な設備投資を行っております。今回の講習会では、これらのハードウェアの適切な活用方法に加え、現場での「15~20分ごとの計画的な水分補給」や、休憩時の効果的な「熱抜き(クールダウン)」といった、すぐに実践できる具体的な行動指針が全社で共有されました。
私たちは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、安全に働くことができる職場環境こそが、企業の持続的な成長の基盤であると考えております。
今後も、従業員の安全と健康を最優先に考え、労働災害の防止に向けた取り組みを継続的に推進してまいります。